高齢者の難聴の原因と治療法について・予防も可能なの?

難聴
 

年齢を重ねるとあらゆる機能が衰えてきますが、これは生理的な年齢の変化なのです。
生理的変化は耳にも影響するため、高齢者になると難聴が起こります。

 

 

難聴の程度は個人差があるものの、原因や治療法はある程度共通していますし、人によっては予防も可能です。

 

 

高齢者の難聴
高齢者の難聴は老人性難聴とも呼ばれています。
この難聴が起こる原因は、感覚細胞や神経経路、中枢神経に与えられる障害です。

 

 

普通であれば、内耳にある感覚細胞や神経が障害を受けることはありません。
しかし、年齢を重ねていくと細胞分裂も滞りますし、伝達神経の修復もスムーズに行われなくなります。

 

 

それでも常に聴覚は働いていますから、その負担が重なることで障害が起こり始めます。

 

 

聴覚のために働く細胞や神経に障害が出ると、音の伝達が悪くなるので難聴が引き起こされるのですね。

 

 

高齢者難聴の対策法
高齢者の難聴は、簡単に言うと聴覚の老化によって起こるものなので治療法はないのが実情です。これは聴力に限らず、加齢による視力低下や老眼、筋力の衰えなどと同じです。

 

 

ですが、自分の聴力は完璧に戻らないとしても、生活に支障をきたさないための対策法はあります。 

 

 

それは補聴器の使用です。

 

 

ただ誰 でも補聴器を使えるということではなく、語音明瞭度検査や純音聴力検査を行い、補聴器が有効だと認められれば使用できます。

 

 

また、高齢者の難聴は生活習慣によって程度が変わってきます。
つまり生活習慣に気をつけることで予防が可能になります。

 

 

細胞の劣化の原因は、加齢も関係していますが動脈硬化も大きく影響します。

 

 

動脈硬化とは
血管の柔軟性がなくなり血流が低下する症状で、生活習慣病のリスクファクターにもなりえます。

 

 

血管も加齢とともに老化しますが、野菜中心で油分や糖分を控えた食事や定期的な運動、ストレス解消などによって進行を遅らせることが出来ます。

 

 

長年身についている生活習慣をすぐに変えるのは難しいかもしれません。

 

 

ですが、一つでも変えていけば難聴の予防に繋がるので、自分に出来ることから少し図と悪い習慣を見直していくことが大切ですね(*^^*) 

 

 

参考サイト
・https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/rounensei/nanchou.html
・https://www.senior-anshin.com/news/kaigo/20170217_2/
・https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_316.html
・https://yoshiya-hasegawa.com/blog/about-dementia/senile-deafness/

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