難聴で治療しますよ~ってなるのは、病院から処方された薬で原因にアプローチしていくのが基本になりますよね。
難聴の症状はどんな種類であっても、音が聞こえづらくなったり聞こえなくなるというように共通しています。
しかしこの症状を発症させる原因にはいろいろあるので、人によっては治療薬が異なってくるのです。
病院で処方される薬は、医師からの説明や薬剤師からの説明を受けています。
けれど、薬の用量や用法や詳しい説明を聞き流していたりもします^^;
どんな特徴があって、どんな効果が出るなど、もらった薬を知っておくことは大切です。(*^^*)
薬剤師からもらえる説明書を読んだり、説明を受けて理解しておきましょう。
炎症は免疫異常によって起こる難聴には
ステロイドの服用もしくは点滴っで治療を行います。
主には炎症や耳鳴りを抑える薬です。
ステロイドは、優れた抗炎症作用を持っているという特徴があります。
そのため難聴だけでなく、アレルギー性皮膚炎や免疫疾患などの病気でも処方されています。
炎症などによる聴覚器官の異常は、ステロイドによって炎症を抑えることで改善効果が期待出来ます。
ただし、優れた効果が期待できるとあって副作用に関する情報も沢山あります。
用量や・用法はしっかりと確認しましょう(*^^*)
内耳や脳の血行不良による難聴には
ジフェニドール塩酸塩やベタヒスチンメシル酸塩が処方されます。
これらの治療薬の特徴は、内耳や脳の血流を促進するだけでなく、前庭神経の血流も改善することです。
前庭神経は、平衡感覚をつかさどっているので風邪などのウィルス感染や血行不良によって、平衡感覚に障害が出てしまい眩暈を起こします。
これらの血管はとても細いため、運動やマッサージで結構を促進しても血流は改善しにくいと言われています。
ジフェニドール塩酸塩などは、そんな血管でも血行を促進することで難聴にアプローチしていきます。
神経伝達の効率低下で難聴になっている場合
アデホスコーワ顆粒に効果があると言われています。
アデホスコーワ顆粒には、アデノシン三リン酸ニナトリウム製剤が使われています。
この治療薬は、血管拡張作用とともに神経伝達をスムーズにする特徴があります。
神経伝達の効率が良くなることで、難聴だけでなく眩暈や耳鳴りの症状緩和にも効果が期待出来ます。
他の疾患のための薬のせいで細胞機能が低下して難聴になった場合は
ニコチン酸アミド・パパベリン塩酸塩という治療薬を使います。
この治療薬は内耳の細胞機能を回復させること、内耳の血流促進に特化した効果を持っているのが特徴です。
このように難聴の治療薬は、原因に対してアプローチしてくれるので効果が期待出来るのですね。
ただし、治療薬は自然のものとは異なるため、極力避けたいのが本音です。
長期に渡り使用する可能性がある場合は、そのリスクに関してはしっかりと説明を受けることも大切ですよね!
参考サイト
・https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/article/556e7e5c83815011bdcf828f.html
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