見えない障害である難聴が生活していく上で困っている事とは

難聴とストレス
 

外見で解る障害というのも辛いものですが、逆に外見は健常者に見える障害というのも大変です。

 

 

見えない障害である難聴は、他人に分らないことが多いため、日常生活で困ることも少なくありません。

 

 

ではどのようなことで困るのでしょうか。

 

 

聴覚障害者認定でできること

日本では、聴覚障害者認定が受けられるのは両耳で70デシベルからとなっています。

 

 

70デシベルというのは騒音と呼ばれるレベルですから、騒音が聞こえなければ聴覚障害となるのですね。

 

 

通常、健聴と言われているのは0デシベルから20デシベル位です。
30デシベルでは軽度難聴となり、聴覚に障害が出ていることになります。
40デシベル以上になると、だんだん普通の会話も聞き取りづらくなってきます。

 

 

けれど、騒音が聞こえないレベルじゃないと聴覚障害と認められないので、難聴がどれだけ大変な状態かは想像がつくでしょう。

 

 

難聴には補聴器が有効な治療法となりますが、補聴器は高額のため買うのを断念してしまう場合もあるでしょう。

 

 

聴覚障害者認定を受けられた後のメリットと言えばやはり、医療費や補装具の補助ではないでしょうか。

 

 

難聴はなってしまうと、どんどん進行していきます。
医療費や補装具に一番お金がかかるのも事実です。

 

 

外から障害がわからないことで困ること

難聴は傍から見ると特に異常がないので、第三者からはその状態をまったく理解されないのです。

 

 

高齢者であれば、ある程度寛容に受け止めてもらえます。
けれど、年齢が若いと、誤解を受けたり居心地が悪い思いをすることが多くなります。

 

 

日本はもともと障害者が生活しやすい環境が整っていませんし、一般の人も知識を持っていないので、生活をしにくいことが多いのです。

 

 

生活をしていく上で一番困るのは、人とのコミュニケーションです。

 

 

難聴だと、名前を呼ばれて気が付かないことがあるので、無視したと思われてしまいます。

 

 

何かを頼まれても教えてもらっても、それを理解できないのでいい加減な人、傲慢な人と思われることもあります。

 

 

人からの評価よりも何より気落ちしてしまうのは、せっかく教えてもらっているのに、何かを必死に伝えようとしてくれているのに、理解出来ない自分がいることです。

 

 

会話がスムーズにできなければ人と関わるのも嫌になりますし、質問をしたくても返事が聞こえないので買い物でも不便なこともあります。

 

 

また、自転車のベルやクラクションにも気づかないので危険な目にあいやすいです。
両耳でも片耳でも難聴の場合は、音の方向がわからず危険を察知するのが遅れることもあります。

 

 

このように、見えない障害とういのは細かい点でいくつもの困ることが発生します。
重症化しないと聴力障害とは認められないので、出来る限り自分でケアをしていくしかありません。

 

 

難聴かなっと感じたらサプリメントなどを活用して自分で出来るケアを初めましょう〜

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