コミュニケーションにおいてのテクニックの中には、すっかり日常の言葉になってしまった「スルースキル」があります。
嫌な出来事があり、嫌な思いをしたとき、「気にかけない!」と考える人は多いのではないのでしょうか。
また誰かに相談をした時も「気にしないこと!」とアドバイスをもらうことも多いです。
「そうだね~ありがとう!」といってお礼をするけれど、本当は常に引っかかっていたり、何かに夢中で忘れたと思っていてもついつい思い出してみてイライラしたり・・・
これって実際のところ流すことが出来ていないってことなんですよね・・・(T_T)
「意識しない」と考えているつもりでも、「スルーだ!」っと思っているつもりでも、そうしようと思うことが「気にしている!」ということになってしまう。
結果ストレスを溜めこんでしまうのです。
「スルースキル」習得でホントにストレスを抱えない?
オフィス内で女子の話題にもよく上がる、「スルースキル」では高ければ高いほどうらやましがられるということが起こっています。
スキルのある人は、嫌だな・・・と思う人から嫌みを言われた時も、嫌な上司からのお昼のお誘いや、仕事とは関係のない個人的なお願いをされたときでも、優しい言葉できっぱり「スルー」なのです!
その対応に多くの女子はからはガッツポーズが見られたり(^_^;
なかなか上手にスルー出来ないだけあって、やっぱりちょっと憧れてしまいます。
間違っていることでも間違っていると言えない立場だったり、ぐっと我慢するのが大人だと思ってしまう状況も多々あるのですが、ストレスをため込んで難聴になってしまっても、それこそ周りは「気にしない!」「無視」なのです。
ストレスによって自分がどんな状況になってしまうのか、後々どんな影響を及ぼすか、考えることが大切です。
そしてスルーしたり、言い返したりするのがストレスを抱えないためポイントとなるのです。
しっかりと自分の考えを持っていれば、無理やり我慢や納得したりする必要がないのです。
難聴を予防するためにも、上手に「スルースキル」ができることが理想なのですが、簡単にはいかない・・・
「スルースキル」はただ我慢するだけではないからなのです。
私はどちらかというとぐっと気持ちを押さえ込んでいる方が簡単なのかもしれません・・・
「スルースキル」を上手に使うためのファーストステップは「自分を知る」ことです。
普段の仕事や生活の中で、どんな場面で喜怒哀楽が激しくなっているのか。
我慢していることが多いと、1日中全部ってなってしまいますけれど(^_^;
知る事で未来にくるだろう感情をコントロールする術を見つけやすくなります。
ストレスで難聴を避けるためのスルースキル習得ポイント
スルースキルでは、言われたことされたことを「気にしない・気にならない・無視する」がポイントです。
反撃してしまうと、その内容によってはもめ事にもなりかねません・・・
ストレスに感じてしまうことは?
・嫌みを言われること
・仲間外れにされたり陰口を言われたりすること
・同僚や上司から理不尽なことで怒られたりすること
・偉そうに上から目線で言われる
などなど。
私が相談に乗ってもらった上司からのアドバイスは・・・
・言ってきている相手のことを哀れむ
・こんな下っ端の私にしか言えないなんてかわいそう・・・と思う
だいたい、嫌みを言ってくる人はまさしく自分より目上の人には言えないパターンが多いですから(^_^;・・・っと。
・言っている相手を自分の鏡だと思う
反面教師にならないためにも、その人の言動行動を客観的に見て、最悪なことを教えてくれている鏡なのだと思えばいいんだよ(*^_^*)・・・っと。
・我慢しないで、仕事放棄して帰っちゃえばいい
あははは!これには驚きでしたけれど、要するに自分が気にしなくても良いと思える行動を取りなさいということでした(*^_^*)
気にしないようにするという事は、一般的にそれに動じない自分を作るということ。
気にしないということを繰り返し言い聞かせたり、相手のことをおかしな考え方の人なんだ!と思って堂々としていることがいいのではないかと考えます。
言い方を変えると「開き直り」とも言えるのかもしれませんが(^_^;
まぁ、帰っていいよという上司は少ないと思うけれど、親身になってくれる人がいれば相談しながら息抜きをすることが大切ですね(*^_^*)
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